あかね台EMタイムス 第37号|若い方の脳卒中急増中!
- Masaki Sugimoto
- 8月6日
- 読了時間: 2分
「あかね台EMタイムス」第37号は、2023年1月1日に発行しました。
今回のテーマは、脳卒中を起こしてから治療するのではなく、MRIによる定期検査と日頃の健康管理によって発症を防ぐことです。
脳卒中は助かれば終わりではありません
脳卒中の治療技術は進歩していますが、命が助かっても、麻痺や言語障害などが残り、介護が必要になることがあります。
だからこそ当院では、開業当初から「予防に勝る治療はない」という考えに基づき、脳卒中を発症させないための診療を大切にしてきました。
過去のMRIとの比較で分かる変化
第37号では、定期的にMRI検査を受けていた患者さんの症例を紹介しました。
頭痛が改善しないため再検査を行い、過去の画像と比較したところ、椎骨動脈の太さにわずかな変化が見つかりました。高次医療機関で精密検査を受けた結果、椎骨動脈解離と診断され、入院治療につながりました。
初めて撮影した画像だけでは判断が難しい変化も、以前の画像が残っていれば発見できることがあります。異常がなかったときのMRIも、将来の変化を見つけるための大切な資料です。
当院が1.5テスラMRIを勧める理由
MRIは磁場と電波を利用するため、CTのような電離放射線による被ばくがありません。放射線被ばくを累積させずに、脳や脳血管の状態を繰り返し確認できることが大きな利点です。
私は、検査時間、画質、機動力、SAR値などを総合的に考えると、1.5テスラMRIが日常の臨床に最も適していると考えています。
当院の1.5テスラ・オープンボアMRIは開口部が広く、圧迫感が比較的少ない設計です。一般的な頭部MRIと脳血管MRAは約15分で、脳と血管の両方を調べられます。
検査と生活改善の両方から予防する
画像検査を受けるだけで脳卒中を予防できるわけではありません。
当院では検査結果を説明するだけでなく、食事や運動、生活環境についても一緒に考えています。さらに、2000年から取り組んできた腸内細菌の研究を生かし、実生活の中で腸内環境を整える方法もお伝えしています。
MRIで現在の状態を知り、過去の画像と比較すること。そして、食事や腸内細菌を含めて身体の状態を整えること。
脳卒中になっても助かる医療から、脳卒中にさせない医療へ。当院が大切にしてきた予防医療についてお伝えした第37号です。
発行日:2023年1月1日発行:あかね台眼科脳神経外科クリニック


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