あかね台EMタイムス 第38号|認知症の早期発見と予防
- Masaki Sugimoto
- 8月7日
- 読了時間: 2分
「あかね台EMタイムス」第38号は、2023年2月1日に発行しました。
今回のテーマは、増加する認知症を早期に発見し、薬だけに頼らず、発症する前から脳を健全に保つための取り組みです。
見つけた後にどうするのか
認知症では早期発見が大切だといわれます。しかし、本当に重要なのは、見つけた後に何をするかです。
認知症の治療薬には限界があり、薬を早く使うことだけが対策ではありません。進行してから元の状態へ戻すことは難しいからこそ、症状が現れる前から脳の状態を知り、生活を整えていくことが大切です。
MRIで脳の状態を評価する
当院では、MRI画像を用いたVSRADによって、脳全体や記憶に関係する海馬周辺の萎縮の程度を評価しています。
VSRADだけで認知症を診断することはできませんが、診察や認知機能検査などと組み合わせることで、脳の変化を考える一つの手がかりになります。
検査は病気を見つけるためだけのものではありません。その結果を、その後の予防や生活改善へどう生かすかが重要です。
当院が考える認知症予防
当院では、脳の健康を守るためにω3系脂肪酸を積極的に摂ることを勧めています。
また、歩くことも大切な脳への刺激です。安全な場所で足裏の感覚を意識しながら歩くと、地面からさまざまな情報が脳へ伝わります。転倒には十分注意し、無理のない範囲で行うことが必要です。
腸内フローラと心の状態
脳と腸は互いに影響し合っており、その間には腸内細菌も深く関係しています。
食生活によって腸内環境を整えることに加え、日々を楽しく過ごし、心が輝くものを持つことも大切です。歌う、踊る、人と交流するといった活動は、脳への刺激だけでなく、心の健康にもつながります。
MRIで脳の状態を確認し、ω3系脂肪酸、運動、腸内フローラ、そして心のあり方から認知症を予防する。
薬だけに頼らず、その人の生活全体から脳の健康を考えることをお伝えした第38号です。
発行日:2023年2月1日発行:あかね台眼科脳神経外科クリニック


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