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あかね台EMタイムス 第47号|『なぜ日本人だけが“病気をやめられない”のか』出版のご報告

「あかね台EMタイムス」第47号は、2026年1月1日に発行しました。

新しい年の始まりに、出版社ヒカルランドより、脳外科医の杉本一朗の著書『なぜ日本人だけが“病気をやめられない”のか』を上下巻で出版することをご報告しました。


日々の診療と活動から生まれた本

私は、最初から本を書くことを目標にしていたわけではありません。

日々の診療、EMを通じた地域活動、講演会、そして「あかね台EMタイムス」で発信してきた内容は、自分自身の考えを整理し、目の前の患者さんや仲間たちと共有するためのものでした。

出版のきっかけとなったのは、2024年7月に行われた、歯科医師・藤井佳朗先生の出版記念パーティーです。

その場で、ヒカルランドの石井社長を前に、腸内フローラと意識の関係について短いお話をさせていただきました。その内容が石井社長の心に残り、後日、「一冊の本としてまとめてみませんか」と声をかけていただいたことから、今回の出版が始まりました。


病人が増えるほど医療が潤うという矛盾

私は以前から、病気になる人が増えるほど医療機関の収益が上がるという、現在の医療構造に疑問を抱いてきました。

高度で専門的な治療を担う病院は、医療に欠かすことのできない存在です。しかし、病院と地域の診療所は、本来それぞれ異なる役割を担うべきだと考えています。

診療所は、患者さんを病院へつなぐ入口であるだけではありません。

病気になる前の段階から健康を守り、病気を経験した人が本来の健康を取り戻していく過程を支える場所でもあるべきです。

病気を見つけ、薬を処方するだけではなく、その人の食生活、腸内環境、生活習慣、心のあり方、そして身体を取り巻く環境まで含めて考える。それが、私の目指してきた医療です。


上巻で問いかける医療の構造

上巻では、なぜ医療の問題点に気づいていても、その仕組みをなかなか変えることができないのかを考えています。

医療制度、診療報酬、医学教育、社会の価値観、そして私たちが当然だと思っている「常識」は、どのように形づくられてきたのでしょうか。

医学だけでなく、歴史や社会構造、身体観、生命観などの視点も交えながら、現在の医療が抱える問題を整理しました。


下巻で示す健康への道しるべ

下巻では、その構造を理解したうえで、私たち一人ひとりが日常生活の中で健康を維持し、身体を整えるための具体的な道しるべを示しています。

腸内フローラ、食事、生活習慣、意識の持ち方、そして私たちを取り巻く環境や「場」。

何か特別な健康法へ飛びつくのではなく、自分の身体が本来備えている力に気づき、身体との向き合い方を見直すための視点をお伝えしています。


病気を治す医療から、健康を取り戻す医療へ

この本は、医療を否定するために書いたものではありません。

現在の医療が得意とすることと、医療だけでは解決できないことを見極め、病気になってから治療するだけではなく、病気になりにくい身体と環境を日常の中で育てていく。そのために、医療の役割をもう一度考え直す本です。

書籍の中で十分にお伝えできなかった背景や考え方、とくに量子物理学の視点から捉えた生命と医療については、今後も「あかね台EMタイムス」を通して少しずつ補足していきます。


「あかね台EMタイムス」を読み続け、私たちの活動を支えてくださった皆さまへの感謝と、出版に込めた思いをお伝えした第47号です。


発行日:2026年1月1日発行:あかね台眼科脳神経外科クリニック

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